約分にみる「学習」

query_builder 2025/04/12

 お読みの皆さんの多くはきっと、分数計算の「約分」をご存じかと思います。


 約分を習って間もない頃、「約分をしたけど、よく見たらまだ約分できた!」というご経験はありませんか。私もないことはありません。

 で、学校の先生など約分に慣れてる人は、「分母と分子との最大公約数で割ったほうが絶対やりやすいです!」と言うことも少なくないでしょう。確かに、もし最大公約数を発見できたら一発で約分が終わります。


 でも、この言い方には私はちょっと疑問を持っています。

 なぜかというと、計算に慣れていない場合、最大公約数を見つけるだけで精一杯になってしまうからです。

 「だから計算には慣れておいたほうがいい」とおっしゃる方もおいででしょうが、それができるかどうかは時と場合によります。


 私だったら例えば、

 「約分し終わったら見直して、さらに約分できないかどうか確認しておいてね。ただ、最初に約分するときに、できるだけ大きな数で割るようにしておいたほうが、約分の回数が少なくてトクだよ」

 というような言い方をします。

 「え、さっきの約分に慣れてる人の言い方と同じじゃん!」という人もいるかもしれません。でも私にいわせれば、同じではありません。なぜなら、必ずしも最初に最大公約数を見つけることが必要ではないからです。そのかわり、より大きい公約数が見つかればそれだけ約分の回数も減ることも感覚的に分かりますから、ある意味ゲーム感覚で大きな約数をさがせます。


 よく子どもの目線に立つといいますが、上記もその一例だと私は自負しています。

 ほんとうに自分の思考のもとで学習を進められたら、それに伴う喜怒哀楽もその子のものになります。そのほうが学習上有益だと私は思えてなりません。それは、分かればいい、解ければいいのとは根本的に異なります。


 濃尾エクスプロアでも、城南コベッツ勝川教室での学習も、少なくとも私の説明はそのように進んでいきますし、コベッツでは他の講師にもそうお願いしています。

 濃尾エクスプロアがどんなところか知りたい方の参考になれば幸いです。

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